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物語のちからとわざ

NHKの朝ドラ「あまちゃん」。本日最終回でしたね。
最終週は、ほぼ毎日が最終回状態。頭からずっと安心して見てられました。

宮藤官九郎さん脚本のドラマは、
もしかするとはじめて見るかも…だったのですが、いやー、すごい人だ。
「カーネーション」で脚本家の渡辺あやさんの力を見せつけられ、
「あまちゃん」で宮藤官九郎さんの技を見せられた、って感じです。

「あまちゃん」で初めて声をだして笑ってしまったシーン、“落ち武者”のくだりが
まさかあんなに物語の最後のほうまで引っ張られるキーフレーズを含んでいたとは…。

北三陸から東京のつなぎ方も見事だったし、三世代ナレーションリレーも良かった。
細かいけど、若いとき役の役者さんと、現在の役の役者さんの表情の出し方が揃ってて、
役者さんが変わる違和感もなかったし。

そして、なにより、
主要登場人物たちが最終回までみんな笑顔で“生きて”いること。
これが良かったです。

巷では「あまちゃん2も!」なんて話もでてますが、私はもうこれで「おしまい」でいいと思うけどな。
カラッとした終り方だったので、特に淋しさも感じず、すがすがしいです。

そして、月曜からはじまる「ごちそうさん」もなかなか期待が持てそうです。
予告編をチラッとみたけど、フードスタイリストは映画「かもめ食堂」や「めがね」の飯島奈美さんじゃなかろうか(たぶん)。期待を持ちすぎるとアレですが、料理を見るだけでも楽しみです。

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