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コトバとデザイン [コトバとデザイン]

このごろ、デザインってとてもロジカルなものだと思うようになった。
アートは感覚や本能でOKかもしれないけれど、デザインは「どうしてこの位置に、この大きさでこの要素を入れたのか?」「なぜこの色を選んだのか?」というWHYに、言葉で説明できないとダメなのかも。まぁ、いちいち全部の要素について聞かれることはないだろうけれど、少なくとも自分の中では回答を持っておくべきと思う。

そう言われれば、一線で活躍しているデザイナーさんは文章や説明がうまい。多分、デザインを考えるときに、一つ一つの要素について、相当自問自答しているんだろうなと思う。だから、「これはどういう意図で?」と聞かれたら、ちゃんと自分なりの答えが言える。

もちろん、理想はそういう質問をされるまでもなく伝わるようにする、ということだろうけれど、デザインの場合、クライアントの要求や広告(媒体)の目的、予算、時間的な制約を踏まえたうえでの「最善がこれです」と知らせるには、やはり言葉によるわかりやすい説明が必要だ。それに、説明されてはじめてクリアになることだってあるし。

文章の場合は、説明を求められた時点で、ある意味ダメ出しをくらったようなものだけれど(伝わってないってことだから)、それでも短いコピーは多少の説明は必要かと思う。長々とした小難しい趣意説明や分厚い企画書はいらないけれど。

さて、そこで、
今、買おうかどうか迷っている本がこれ↓↓
designofdesign.gif
デザインのデザイン 著:原研哉

パラパラと立ち読みしただけだけれど、きっとコトバとデザインの関係について色々な意味で触発されるはずだ。しかし、定価が1,995円。しかも、発行が2003年。うーむ。悩む。

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