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それが答えだ [本]

図書館で予約していた、乃南アサさんの「いちばん長い夜に」がやっと借りれた。
予約入れてから長かった~。
もともと人気のある作家さんだし、発売したては予約が入るのは当然としても、これほどまでに待たされたのは、このシリーズの1作目「いつか陽のあたる場所で」が、今年の初めにNHKでドラマ化されてしまったからだと思う(いつ予約いれたか、忘れたぐらい前ですよ)。

1作目「いつか陽のあたる場所で」は何となく図書館で手にとって、
2作目の「すれ違う背中を」も、続きとは知らずにこれまた図書館で手にとって…
で、3作目のシリーズの完結編は、図書館で予約…という、売り上げに貢献してない私が感想を述べるというのもなんですが…。

よかったです。

乃南アサさんは、「罪」を書くのが上手な作家だなぁ。

2作目までは、設定は波乱万丈なものの、2人の女性の暮らしを淡々と描くスタイルでしたが、完結編は、それまでのシリーズとは結構趣が異なります。

アマゾンレビューをあとから読むと、1、2作目の雰囲気が好きだった人は、3作目が「ちょっと…」という感想を持った人も多かったみたいですが、私は素直に「よい」と思いました。

最近、安易に見える犯罪が続いていますが(いや、どんなに同情すべき理由があったとしても)、主人公の1人、綾香さんがシリーズ完結編で悟った「罪」、それがすべての答えだと思う。

いっぱい感想を書きたいのですが、あまり書くとこれから読む人によくないと思うので、中身に触れるのはやめときます。

ぜひ、シリーズ1作目から読むことをお勧めします。
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