こんな暑い日には [ミュージアム]
今、安宅コレクション余聞『美の猟犬』(著伊藤郁太郎 日本経済新聞出版社)を読んでいます。
安宅コレクションというと、私は大阪中之島にある東洋陶磁美術館におさめられている中国・韓国の陶磁器のイメージしかなかったのですが、『美の猟犬』を読むと、近代日本画の速水御舟もコレクションしてたんですね。
もともと、中国陶磁、韓国陶磁、速水御舟のコレクションの3つが安宅コレクションで、安宅産業崩壊の際に、速水御舟は山種美術館に譲渡されたんだとか。
山種美術館は、以前取材で行ったことがあって、山種美術館に速水御舟のコレクションがあるということは知っていたのですが、もとをたどればあれは安宅コレクションだったのか。
コレクションが、まるごと別の美術館のコレクションになるってなんだか不思議な感じ。
安宅英一さんに言わせると、「どうして? コレクションは誰が持っていても同じでしょう」ってことなのかもしれないけど…。自分の集めたものが、散逸せずに一そろいで存在していることを思えば、持ち主が誰かという点は、大きな問題ではないのかな。
あー、なんかすいている美術館で、涼みたくなってきた。
安宅コレクションというと、私は大阪中之島にある東洋陶磁美術館におさめられている中国・韓国の陶磁器のイメージしかなかったのですが、『美の猟犬』を読むと、近代日本画の速水御舟もコレクションしてたんですね。
もともと、中国陶磁、韓国陶磁、速水御舟のコレクションの3つが安宅コレクションで、安宅産業崩壊の際に、速水御舟は山種美術館に譲渡されたんだとか。
山種美術館は、以前取材で行ったことがあって、山種美術館に速水御舟のコレクションがあるということは知っていたのですが、もとをたどればあれは安宅コレクションだったのか。
コレクションが、まるごと別の美術館のコレクションになるってなんだか不思議な感じ。
安宅英一さんに言わせると、「どうして? コレクションは誰が持っていても同じでしょう」ってことなのかもしれないけど…。自分の集めたものが、散逸せずに一そろいで存在していることを思えば、持ち主が誰かという点は、大きな問題ではないのかな。
あー、なんかすいている美術館で、涼みたくなってきた。
2011-08-15 16:37
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